2010_10_16_

ギターウルフ / ラーメン深夜3時

タイトル発→ラモーンズ着




ラーメンを深夜3時に食うこと、
けっこうある。

ラーメンってのは不思議で、
アルコール後の多少気分の悪いときでもなぜか食べたくなる。

だから何?


歌詞になんの意味もありゃしない。
それもそのはず、
かっこいいタイトルを決めて、
それにそって曲を作っていくという作曲法なのですから。
深みも比喩も主張もない。

曲としては至極シンプルなまさにロック。
というかラモーンズ。
コードも数コードのみの使用。
音質は最悪でめちゃくちゃザラザラ。
これだけジャンルが多様化し、
テクノロジーが発達している時代に全くの進歩なし。

なのに、ギターウルフにしかつくれない音。
国宝。






posted by Yooske at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キリンジ / Love is on line

21世紀型の歪んだラブソング




キリンジの「Dodecagon」というアルバムに収録されている曲。

タイトルを訳してしまうと「愛はオンライン」。
(なんだか歌謡曲のようで、「オンライン」というワードが浮いて笑える。)

「on line」というワード以外に、
キカイ用語の直接的な描写はないが、ネット上の恋愛の歌。

恋愛といっても、
遠距離恋愛で彼氏が遠くにいるからSkypeで..チャットで...みたいなのは、
キリンジはもちろん書かない。

これは<一方的な>恋愛の歌、というか、
<出会い系>の歌。

「ヒトだけが眠れない夜」の「ヒト」というのが、
これだけ文明が発達しても、中身は動物「ヒト」であり、
欲望に身を任せ、自然に反して、
性欲が睡眠欲を上回り朝まで眠れず出会い系にアクセスし、
勝手な妄想恋愛に没頭する男の愚かさを、
キリンジらしく一歩引いた所から冷ややかに描写するのが気持ちよい歌です。

でもそんなテーマでも、さらりと美しいバラードに仕立て上げてしまうのが、
キリンジの流儀。
コニクイですね。

さすが評論家の宮ア先生が絶賛するわけですな。

なにはともあれ、キリンジ兄の歌詞は、
色々な暗喩が隠されまくっているので、
歌詞を見て色々想像(=妄想)するだけでも楽しい。
キリンジの歌詞は本当、一筋縄では行かないです。

この曲、キリンジの曲の中でも歌詞は一級品ですが、
メロディーも相当良いです。

『君は女ですか 女の振りかな』
『フォントが滲む』
『指先から伝わる愛』

こんな歌詞にビビリと来た人はぜひ。




posted by Yooske at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010_10_14_

初恋の嵐 / 真夏の夜の事

アルバムジャケットが最強、に異議は認めない




いつものように自分のことからですが、
初恋の嵐は新宿のLOFTで行われた「新宿ミーティング」なるイベントの
コンピアルバム「新宿ミーティング01」で初めて聴きました。
このアルバムを買った目的は、、、スキマスイッチだったかな(笑)。

まあコンピなんで、
スキマスイッチとか穴奴隷とかニーネとか、
いいバンドがたくさんはいってるんですが、
その中でも一際重厚な演奏をしていたのが初恋の嵐。だと思う。

初恋の嵐
って名前聴くと、
「ロビンソン」か「スピッツ」どっちがバンド名?
ってな時代を思い出しますな。

演奏が、とっても太い。
太いんだけどスリーピース。

ボーカルの西山さんは、
僕がしっかりと初恋の嵐を聴き始める前に亡くなっている。
なので、もう新しい音源を聴くことができません。

そういう前提で聴き始めた音楽だから、
すごく終末感を噛み締めながら聴いてしまったけど、
そんな気持ちを打ち破るように一曲目「初恋に捧ぐ」が流れる。

明るい、
なんか終わらない気がする。

今でも最後の曲まで、僕は通して普通に気持ちよく聴けます。

でも聞き終わった後、やっぱ少しずつじわじわと悲しくなってきて、
ああ、やっぱりこのバンドはもういないんだなと強く感じるようになります。

それはこの『真夏の夜の事』の持つ、特殊なパワー。
というかこの曲に込められたパワーがすごい。


(野暮ですが、このPVは緒川たまきさんと山本太郎さんが出演!!!!
超豪華過ぎだしっ! いいPVだし、二人とも大好きな俳優さん!! 最高!!)

勝手な事を言えば、
なんとなくこの曲を中心にこのアルバムが構成されているようにすら感じる。


これは想像のストーリー 意味など無い
想像のストーリー
これは想像のストーリー などでは無い
真夏の夜の事


こんな歌詞で終わる。

嗚呼。

でも最後の最後に力強く「などでは』と歌う西山さんの声。
限りなく身にしみる。
マジで「渾身」という感じ。
この一節で痺れます。
このアルバムのピーク。

なんとなく歯切れが悪いようで、
見事にまとまったアルバムの中の1曲。
20歳で出会えて良かった。

(あとアルバム内の『nothin'』のギター、最高っす。)

アルバム、聴いてみそーーーーー!



posted by Yooske at 02:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010_10_11_

住所不定無職 / あの娘のaiko

名前のイカツさが、だんだん可愛く




最近豊田道倫ばかり聴いているのですが、
そこから派生してアコースティックで
手作り感のある音楽を好むようになってきました。
あと歌詞も妙に気取ったのではなくて、
とてもカジュアルな、洗練されない文句を
いやみの内容に歌い上げるものが気持ちよい。
疲れてるのでしょうか?
あまり重いものは要りません。

プロダクション臭いのは、なんか少しずつ受付けなくなり。

住所不定無職は名前だけは知ってたけど、
もっとガレージっぽい曲しか聴いたことなかったので、
このフォーキーな感じは意外でした。

別に嫌いじゃないけどなぜか手が伸びませんでした。
(名前のせい??)


「あの娘が歌うaikoが好き♩」
と淡々と歌い上げるのは、
歌詞的には主体は男の子なんだけど、
歌っているのはロリータボイスのかわいい女の子。

っていう設定だけでもいいんだけど、

「僕はあの娘が嫌い」
「あの娘が歌うaikoが好き」

ってのがなんともね。。。
いいじゃないですか!!!


住所不定無職の音楽は最近初めてしっかり聴いた。
だからアルバムも何も手元にないけど、
とりあえず今度友達の結婚式があるから、
そのときに、東京で買おうと思ってます。
なんか「東京」感のあるバンドだから。

↓聴いてみてくり。


豊田さんVer.


川本真琴にも歌って欲しい!
絶対あうと思うんだけどなー。



posted by Yooske at 23:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

yes, mama ok? / コーヒーカップでランデヴーって最高よ

エアギターの人、で済ますな




金剛地武志が最初地上波に出ると聴いたときは興奮したものです。
なんかの予告で「エアギター世界制覇したあの男が!」見たいな文句が出てきたので、
おおお!と思いまして。

大学の友達にも、見ろ見ろ言ったんだけど、
やっぱ誰もしらねー。。。

スペシャを見てた俺にとっちゃ、
ブライアン、宇川、You the Rock並みの偉人なのになァ。。。

まあ、そんなわけで、二度ブレイクをした金剛地先生ですが、
一度目の時のピーク時の曲がこれ。
(実はプレミアついてる♥ラッキー)

アルバムでは、過去の焼き直しパワー全開で、
バグルスのカバーなんかもやっていて、
あの時代にバグルスっていうセンスに度肝を抜かれた。
(今なら時代に超シンクロしてるけどさ・・・当時は「ダセー」だよね)

んんで、今聴いてもまったく新鮮。
こびてないし、オリジナリティあるコピーバンドみたいな。

そういう意味ではやっと金剛地の先取りしすぎた時代を
我々が今貪っている、ということなのかねえ。

「スッキリ」とかも出てたよね。
極楽加藤との絡みもよかった。
控えめだけど、いろんな才能のある人。
憧れる。




posted by Yooske at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プラハデパート / バードストライク

プラハの怪しい春




プラハデパートのアルバム「右往左往」から。

バードストライクってのは、
飛行機の翼のエンジン機構に鳥が入り込み、
小さな爆発を起こすだかなんだかそんな現象の名前ですが、
(ちょっと前に少し話題になった)
なんともそのイメージ通りの怪しい不気味な感じがかっこいい。
名前もジャケもなんだか80年代な怪しさ満点で、
個人的にはドつぼなんですが、
いかがでしょうか?

演奏もかっこいいね。


posted by Yooske at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010_10_10_

休みの国 / マリー・ジェーン

仕事の国から。





休みなのにしごとしながら書いてますが、
休みの国に行きたいなと思いながら聴いてます、休みの国。

いい気分だなー。

ジャックス好きからは有名だと思うけど、
一般的な知名度は相当低い、のかな?

ちなみに実家の母はフォーク好きなので、名前だけ知ってました。

名前からしてヒッピーを想像してみる。


ちょうどつのだひろのストロベリー・パスが
「メリージェーン〜」を出した頃と同じくらいなのかな。
勘で言いますけど。
この頃メリー・ジェーンが流行っていたのかな。

まあそのストロベリー・パスもそうなんだけど、
この時代のサイケデリックなギターは本当に気持ちがよい。

ほれ、↓こんなカンジの。



休みの国の「マリー・ジェーン」もまったく古くささを感じさせない
洗練されたサイケの名曲。
乾いたボーカル&ギター&ドラムが、
ジャケットの砂漠&駱駝のイメージに重なる。
実はオルガンも入っているが、なんだか全体的に簡素な感じがする。
仰々しさはない。

かくいう自分もこのバンドのことは何も知らないのですが、
どうやらこの曲の入ったアルバム以外は廃盤だそうで、
そんな情報を聴くとうきうきしてきますね。

ビートルズの「ラバーソウル」が好きな人、おすすめ。

ちなみにこの曲はYouTubeになかったので、
もっと有名な「追放の歌」で。




posted by Yooske at 22:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仲間由紀恵 with ダウンローズ / 恋のダウンロード

皮肉なカンジ




たったの4年前であるが、
音楽業界という商業構造が「ダウンロード」という行為によって駆逐される前夜の、
なんともあどけないひとつのアンセム。

あのころはだれもがauのLISMOや着うたがモバイルリスニングの雄であり、
mp3のダウンロードなんて使いにくそうなものは日本人に合っていないし、
iPodだったりiPhoneだったりなんて流行らないと思っていた。

僕もそうだった。

でも現実は違った。

auはおそらく脚光を浴びたのはこのCMが最後、最期だったように思う。
これ以降はひどいプロダクションばかり。

auは音楽業界とは関係ないから、
ダウンロードがメインになろうと別に痛くはないわけだが、
自分たちの確信していたLISMOという音楽プラットフォームが完全に凋落していることは、
やはり大きい痛手だと思う。

とはいえ、自分も生粋のauっ子。

auのかつてのパンク精神を期待し、
IS03等の日本人向けスマートフォンで、
韓国に身売りした他の2社を見返して欲しい。

posted by Yooske at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010_10_09_

豊田道倫 / 大人になれば

大人になっちゃったけど。




豊田さんの曲のことばかり書いてたり呟いてたりする気がするけど、
また書きます。
毎日聴いているので。。。

今まで豊田さんの曲を知っている人に一度もあったことないので、
たまっているのです。

それはそうと、
この「人体実験」ってアルバムは本当に聴いてて爽快だ。
名曲が詰まっている。
ボーカルのボリュームが大きいせいもあるかもしれないが、
基本的に気迫迫る曲が多い。
思わず息を飲む。
緊張する。

まるでライブ盤のようなおもむきもあり、
ハプニング的な、非常にアナログな仕掛け(意図的ではないにせよ)があったり、
即興なんじゃないの?って思わせるような節もあったり。
そんな不安定さを勢いで押し切るような迫力がただただ気持ちいい。

アルバムの中には躁も鬱も混じっているが、
その中間にあるような曲がこの「大人になれば」。
オザケンにも同名の曲がありましたね。

自分のベッドルームにいる子供の情景を、
訥々と豊田節にエンコードしていく曲です。

なんで好きかって、
自分の子供の頃の心情とダブるからなんです。

共感を歌に求めてはいないけど、
しかしこの懐かしい気持ちを歌った曲に会ったことがないので、
なんだかとても大切なんだよなーと思うのです。
うむ、大切にした気持ちなので。
聴くたび、心に刻まれるものがあります。


下から 聞こえるのは 父と母の 低い声

しかられて 上にあがり カセット聴きながら 泣き疲れ

明け方に下に降りて ストーブつけると

大人になれば 友達や恋人ができて 大人たちのように 笑えるだろう

−きっとね


みんな、
(ラッドウィンプスなんて聴いてないで)もっと豊田道倫を聴けーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!#

posted by Yooske at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010_10_03_

電気グルーヴ / Volcanic Drumbeats

ふっきれたハッピーな怪作の2曲目



昨日近所の中古レコ屋で、
人生の「サブスタンスIII」の未開封(!)がなんと300円で売っていたので、
持っているにも関わらず、思わず衝動的に買った。
(未開封とかそういうのって、どうして出てくるんだろう? 小売の倒産とか?)

持っている方は帯がないので、まじまじと帯をチェックしてみたのだが、
やはりいちいち帯まで面白いので、下に記してみます。


早報!!!
人生(ZIN-SAY!)お正月映画「おばばカヌーで世界一周」
’97年夏休みロードショー予定。
同時上映「バカ日誌」


近日発売予定!
TV人気シリーズ「人生(ZIN-SAY!)の針山でドン!」第1話〜最終回までの
ビデオ・LDセット。
(ビデオ18本組・LD283枚組予価58万円
※人生(ZIN-SAY!)の車錠ねらいセットは発売中止となりました。


注意
※ノイズ等が入る曲がありますがマスターテープのおかげです。
CDの表面が汚れた場合はなめるか新しいCDを買って下さい。
このCDは「スターウォーズ 帝国の逆襲」のサントラではありません
CDを細かく割って食べると死ぬ場合があります。
このCDには皮グツが付いてきませんのでご了承ください。
お気づきの点がございましたらあばれちゃってもいいよ。


あつめよう!
タスキ下の応募券を10枚あつめると友達に自慢できます。

応募券 月刊殺人 8月号



ふぅ・・・。

このノリこそが初期の電気である!

話が遠回りになったけど、
このAというアルバムは電気にとっての金字塔であるように感じられます。

前掲のような「笑い」のノリは徐々に渋めに収斂され(古谷実的?)、
ガチンコのテクノからさらに広がっていく新しい電気のワクワク感が詰まってます。

おまけに大ヒット曲「シャングリ・ラ」や「ポケットカウボーイ」
なども入っていてセールス的にも成功、
卓球・瀧・まりんのトライアングルのもっともピーク時の録音。
とにかく「ハッピー(ハピネス)」=テクノの原点 が詰まっている。

幕開けの「かっこいいジャンパー」からして、
とてもハッピーな構成になっている。

パブリックイメージを抜け出し、底力を大発揮したこの名曲は、
底抜けに底抜けするほど気持いドラムビーツが冴える。

PVはそれでも笑える。



posted by Yooske at 12:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | Song | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。