2011_09_11_

JB / ルリパキダンス

へぶん



渕上純子(ふちがみとふなと)とbikke (LOVEJOY)のによるユニット「JB」のアルバムです。

原マスミ氏とDavid Bowieのカバーが入っていたり、趣旨がよくわからないテキトーで緩い印象で、買った当初は一発の企画モノ的な印象だったのですが、今日現在までバンドは継続しているようです。

アコースティックな印象を受ける二人のミュージシャンですが、牧歌的な歌い方にも激しくギターノイズが絡む「蒲公英」など、キャリアによる円熟を感じさせる曲が多く、心を揺さぶられます。
全体的にどの曲も聴き応えがあり、時間をかけて曲を練られた感じが伝わってきます。

発売時は羅針盤とかと対バンでレコ発してたような。



posted by Yooske at 11:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Album | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011_09_05_

Come / Rampton

キング・オブ・ゴミ



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Wikipediaの情報を少し拝借すると、Whitehouseを1980年に結成する前夜にWilliam Bennettが組んでいたユニットがこのCome(カム)。
一応歌としてギリギリ成立しているという点において、Whitehouseよりポップな印象です。

しかしなんといってもしょぼい!
ただひたすらつまらないノイズが、延々と続いていくだけ。
悪意剥き出しの超ハーシュなノイズ…。
タイトルも非常にお下品!(「Sex」、「Shaved Slits」)
ChromeやSwansのそれとも異なる嫌悪感!
何がしたくてこのレコードを作ったのか。

世の中の99パーセントの人はゴミとしか思わないであろうこの盤、ただときどき中原昌也氏等の著名人がメディアで取り上げることがある。
お情けか?と思いながらも、その理由を求めて、また何度も何度も聞いてしまう。
聞いてるうちに、これは当人たちはポップスをやっているつもりなのではないか?と誤解。
そんなことはないはずなのですが。
そのうち中毒になってきます。

今年のFREEDOMMUNE ZEROで出演予定であったWhitehouse。
私もチケットをおさえWhitehouseのみを目的として行くつもりでしたが、雨で中止となってしまいました。
Comeの再結成はまずないと思いますが、現在のWhitehouseはこっち方向には決して回帰しないでしょうから、ある意味貴重な音源のような気がします。

アートワーク含め、初期のザラザラした手作り感は見ていて飽きない。
以下のリンクにDiscogsの画像があがっているが、グロ注意なので、盤同様に変態趣味を持った方のみ閲覧願います。

http://www.discogs.com/viewimages?release=114490

posted by Yooske at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | Album | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

倉地久美夫・菊地成孔・外山明 / うわさのバッファロー

心を切り裂かれる



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邦楽の「名盤ガイド」みたいな本を読みまくって、古今東西を聴き尽くして、さあ次は何を聞こうか、という人がたどり着くのがこの人「倉地久美夫」。
というイメージを勝手に持っている。

活動はローカルでマイペース。
そしてもちろんチャートに出てくる人ではないし、活動期間の割には作品はあまり多くないので、なかなか耳にすることはありません。

昨今は「詩のボクシング」で優勝したり、倉地氏を追ったドキュメンタリー「お庭にお願い」が公開されるなど、ポップな話題もあります。
曲中にも朗読がありますが、やはり心を打たれますね。

基本的には弾き語りで歌が軸ですが、本作のようにホーンが絡んだり、下の映像のようにセッションも多く、変幻自在な印象です。
(初期はフォークっぽい印象ですが。)



溢れる言葉の力強さ故、この作品は最初バックの演奏いらねえと思ってましたが、ボーカルの輪郭はそのままで、言葉と言葉の合間をホーンが縫ってくれるような一体感が他の作品にはない魅力的で実験的な録音となっています。
雰囲気だけですが、Jeff BuckleyやIll Bone、Antony&The Johnsons(ジャンルバラバラですが)を思い出したりします。

決して変わった音楽ではなく、至極正統派であると思います。

少し前に豊田道倫氏、outside yoshino氏(eastern youth)とジョイントライブをしてますが、音楽の形こそ違えど、普段しゃべるような言葉で心の中へ切りつけるところは御三方とも共通しているように思います。



参加している菊地成孔氏はこの作品が出たタイミングではおそらく第一期Spank Happy解体後であり、いい具合にポップスを通過して一番脂が乗った時期だったのでは。
この後の活躍ぶりを見ると、菊池氏にとっても転機となったのかもしれません。

尚、同じくローカルベースに活動する浜田真理子さんもCDを出している美音堂から2006年にリマスター盤が、ジャケットを変更して発売されている。
こちらは私は未聴。


posted by Yooske at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Album | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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